ケンチク

牛久大仏に見守られながら一級建築士やってます。

仕組みをつくること

仕組みをつくることは難しいです。

仕組みをつくることは責任が伴います。

仕組みをつくることは理解することが必要です。

 

何かを行う時に、仕組みをつくらないと、後で必ず手間が掛かります。

(簡単な作業は除きます)

 

仕組みをつくる為には、[結果起こりうる事]を想定する必要があります。

いつもこれが厄介です。

 

経験を積んで、あらかたの事が予測できるようになっても必ず予測できないことが起きます。

関わる人数が増えれば増えるほど、それは起こります。

どんなに理解していても、違う解釈をする人がいた場合は予測できないことが起きます。

自分中心ではダメということですね。

どれだけ人に伝えやすい資料を作るか、どれだけイメージを共有できるかに掛かっています。

一生懸命、模型を作ろうがCGを作ろうが伝わらなければ、せっかく頭を悩ませて作った仕組みも台無しです。

 

そこで、毎回考えてプレゼン方法を検討していきます。

前回上手くいった方法が今回上手くいくかなんて分かりません。

結果、常にバージョンアップを図ります。

結果、業務時間を増えます。

良くない流れの出来上がりです。

 

せっかく独立するので、少しでも改善したいと思って考えたりしていますが、今のところは、今までのやり方+使い手へ建築の仕組みの説明が重要なのかなと思っています。

あとは、意識と知識の共有が必要だと思っています。

 

設計事務所が敷居が高いとか、勝手に作られそうとか色々ありますが、恐らくとっても良いだろうと考える仕組みをつくっています。

ただ、その仕組みの説明と、仕組みに対する知識と意識に相違が生まれ、そんな意見が生まれるのかなと思います。

写真で他人の家を見ても、他人の生活スタイルと自分の生活スタイルは異なるので、変だなと思う部分があって当然だと思います。

 

育った環境が異なれば、必ず違う部分が出てきます。

それはそのまま建築に現れます。

結果、同じ建築は生まれません。

 

しかし、大きな仕組みは異なっても、小さな仕組みは共通のものが多かったりします。

例えば、収納の仕方であったり、家事動線であったり。。

 

大きな仕組みに飲み込まれてしまわないように、いつも気を使って設計しています。

(収納ケースまで想定しているので、最後は病んできます。。)

 

いつまでも、なるべく対等な関係のチームで建築をつくり続ける建築家でありたいといつも思っています。

 

とりあえず、建築の仕組みについて書きましたが、他の部分にも仕組みが登場します。

プロジェクト管理、書類管理、経費などの管理など。。。。

分からないことを学ぶ為に、ネットで検索を続けて知識を蓄えますが、本当に正しいのかが分かりません。

結果、色々なサイトを調べて総合的に判断するしかありません。

結果、準備に費やす時間が増えます。

(あれ、さっきの良くない流れだ。。)

 

まあ、最初は苦労するしかないと考え、ブラックで染み付いた根性で頑張るしかないですね。

身に付けた知識をアップした時に、間違っていた時は教えてください。

 

そんなこんなで、複式簿記の勉強中です。

無知って一番辛い。。。

 

take