ケンチク

牛久大仏に見守られながら一級建築士やってます。

言い訳は忙しかったということで。。

全然更新せずに放置していたブログ。

しばらくサイトを開くこともなかった日々。

それでも、パスワードを勝手に記憶してくれ、スムーズにログイン出来る、PCの素晴らしさ。

 

さて、以前どんなことを書いていたかを忘れてしまったのですが、とりあえず書きたい事を書きます。

 

去年は仕事に追われる中、設計コンペを何度か提出しました。

素晴らしい案と時間が無く煮詰まることのない文章とプレゼン資料。。。

ピンポイントで一緒に出来る仲間が欲しい今日この頃。

スタッフではなくパートナーがいいなと思い毎日を過ごしています。

 

という訳で、いくつか提出し残念ながら落選してしまった愛すべき建築達をご紹介致します。

 

学校のプロポ

増築+改修でした。

この学校は自然いっぱいのところにあり、地域との交流も十分に取れています。

自然の中で学習し、学習風景が地域の風景に溶け込んでいくような建築を目指しました。

 

今見返してもかっこいいな。。

 

次は、公園のトイレです。

活動的な場である、公園にどんなトイレがふさわしいか考えた時に、プライバシーが確保できた上で、常に光が入り込む明るいトイレ。

そして、多様な活動の拠点となるような、様々な活動を受け入れるような建築になることを目指しました。

実現していたら、人気のトイレになっていたことでしょう。。。

 

 

そして最後に伝えたいのが、今度提案予定の住宅。

これがかっこいいんです!

独立した自分に課した課題として、得意分野を定めずに、要望のテイストでかっこいいものを作ってみせるということがありました。

そして、とうとう経験のない和風建築の機会に恵まれました。

和風でかっこいい建築は?

何故かっこいいのか。。

色々自分の中で解釈し、アウトプットまで持っていく作業。

これはとても大変でした。。

その結果出来た住宅がこんな感じです!

プレゼン前なので、全貌は見せません。

でも、このまま作りたいという強い思いから、いつもより作り込んでいます!

気合い入れてプレゼンに臨みます!!

 

書きたいこと書いたから、またしばらく更新をサボりそうだな。。。

 

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MMH

ウッドショックという、とても大変な状況の中、着々と工事が進んでいます。

 

7月中旬 耐圧版配筋

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7月下旬 立上がり配筋

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基礎配筋2

敷地全体を使い切るような計画の為、基礎の段階でも大きく見えます。

恐らく、敷地の余白量は周りの住宅と同程度ですが、建築の形態が敷地と合致することで、敷地全体を浸食し一体になっているような感じです。(何となくですが)

 

8月上旬 上棟

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上棟

前面道路からでは引きが取れなかった為、別アングルから。

施主の要望で、1階は高天井になっている為、階高が非常に高いです。

天井高はリビング以外を低くしている為、空間的なメリハリが生まれて、開放感たっぷりになると思います。

 

ここまで、順調に進んでいるのは、ウッドショックという大きな問題に対しても、上手く調整しながら進めてくれている施工者のおかげです。

毎回、施工者に恵まれているので、非常に助かります。

施主にとっても、とても良いことなので、これからもずっと施工者に恵まれるよう、日頃の行いを大切にしていきたいと思います!

 

完成が待ち遠しい!!

 

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自然の力

自然の力が偉大だと思った瞬間。

 

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自然の力

土に還ることも無い農機具のタイヤがアートのように見えます。

実家での1枚の為、何かの意思を持って、ここにタイヤを置いた訳ではありません。

それでも綺麗に見えてしまう。。

 

多分、人工物と植栽のスケール感が合っているからだと思います。

植栽が育ちすぎると、タイヤが埋もれてしまって、バランスが崩れてしまう。

逆の場合は、植栽の力を感じることができない。

 

何事も調和が大事なんだなと感じた瞬間です。

 

早速、建築に生かさなきゃ。

 

※大分昔の記事に書いたホームページですが、こっそり公開しています。

  こっそりでは意味がないかもしれませんが。。。

HP:https://www.n-arc.com

 

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竣工写真

長いこと監理してきた改修工事が竣工しました。

あとは補助金の関係で残ってしまった、太陽光パネルを解体し、外構を整えるだけです。

 

というわけで、竣工写真。

※写真家に撮ってもらった素晴らしい写真は後程アップします。

 

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竣工写真

 

上手く撮れなくても、産まれてきた建築に対する愛情はたっぷりです!

そんな写真になってるはず!

 

大変だったけど、現場監督が嬉しそうに写真を撮っているのを見て、頑張って良かったと涙が出そうになります。

造った人がかっこいいと思う建築は、必然的に愛情たっぷりで産まれてきているので本当によかった!

 

それにしても、完全にサボり癖ついたな。。。

 

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増築棟

前回の打ち合わせで、増築棟の規模を大きくしたいと要望が上がった、リノベーション+

増築の案件です。

 

増築棟を大きくするということは、外部空間が減っていくということになります。

元が広い敷地で、増築した上で十分な外部空間を確保できるのであれば良いのですが、今回のケースは建築が大きくなりすぎて、外部が生きてこない状態になってしまいます。

 

悩んだ結果、できた案がルーフバルコニーを持った建築です。

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ルーフバルコニーと内部空間とのつながりを確保する為に、周辺環境に合わせてハイサイドライトを設けている為、ダイナミックな空間となっています。

人工地盤ともいえるルーフバルコニーはただの贅沢空間というだけではなく、様々な課題も解決してくれます。

 

現在、概算見積中で、金額が収まればこの案で進めるということになっており、予算内に収まった概算見積もりが上がってくることを願いながら、日々を過ごしています。

 

この建築、実現したいなぁと思いながら、模型を眺めていた夜でした。

 

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サボりました

しばらく更新をサボりました。

忙しいということを理由にサボってしまいました。

更新が苦になるのは良くない為、自分のペースで更新するのは良いと思いますが、サボるのはいけません。

完全に「自律」ができていません。

 

さて、最近の状況ですが、先日リノベーションの提案をしてきました。

リノベーション といっても、車庫を増築します。

よって、一生懸命模型を作ります。

※既存建物の形状が難しかった為、模型が間に合いませんでした。。

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車庫

打ち合わせの結果、増築棟に車庫以外の機能も入れ込むことになりましたので、再度、案を練り直しです。

 

既存外構部分の大部分を占めることになってしまった為、単純に建築で埋め尽くしてしまって良いのかという部分で、色々悩んでいます。

建築を造ることで外部空間のグレードアップを目指せないかと。。。

 

次の模型ができたら再度アップします。

まだちょっと時間がかかりそうですが。。。

 

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打合せ結果

打合せは、仕事を減らすために行うことが理想的です。

 

しかし、設計においてはすでにあるものと同じものを作らない限り、全てが試作品となるため、言葉だけでは伝えきれない部分があります。

頭の中で想像しているものが相手に伝わっていなければ、相手も意見が言えないため建築の質が上がっていきません。

 

従って、打合わせを行うことによって、伝えにくいことが判明して作業量が大きく増えることが多々あります。

 

先日の打ち合わせもそんな感じでした。

 

発注者打ち合わせ

私  「Rの部分が展開図では分かりにくいですかね?模型でもつくりますか?」

発注者「お願いします。」

私  「1/50でいいですか?」

発注者「覗き込めば分かるので1/50でOKです。」

 

その後、現場監督との打合せ

私   「課名表示確認用で模型作ることになったので、データの修正をお願いします。」

現場監督「分かりました。」

私   「1/50で模型を作るので、それに合わせてデータも作ってください。」

現場監督「えっ!1/50じゃ分からなくないですか!?」

 

結果

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模型1

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模型2

1/30の模型になりました。。

 

発注者との打ち合わせで模型を作る作業が増えたことは覚悟できていましたが、現場監督との打ち合わせで1/50では分からないと言われるとは。。

 

勢いで「じゃあ、1/30でつくります!」なんて言ったが為に分割しないと運べないサイズになってしまった。。。

 

打ち合わせ終わったらどこに仕舞えばいいんだろう。。。

 

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