ケンチク

牛久大仏に見守られながら一級建築士やってます。

打合せ結果

打合せは、仕事を減らすために行うことが理想的です。

 

しかし、設計においてはすでにあるものと同じものを作らない限り、全てが試作品となるため、言葉だけでは伝えきれない部分があります。

頭の中で想像しているものが相手に伝わっていなければ、相手も意見が言えないため建築の質が上がっていきません。

 

従って、打合わせを行うことによって、伝えにくいことが判明して作業量が大きく増えることが多々あります。

 

先日の打ち合わせもそんな感じでした。

 

発注者打ち合わせ

私  「Rの部分が展開図では分かりにくいですかね?模型でもつくりますか?」

発注者「お願いします。」

私  「1/50でいいですか?」

発注者「覗き込めば分かるので1/50でOKです。」

 

その後、現場監督との打合せ

私   「課名表示確認用で模型作ることになったので、データの修正をお願いします。」

現場監督「分かりました。」

私   「1/50で模型を作るので、それに合わせてデータも作ってください。」

現場監督「えっ!1/50じゃ分からなくないですか!?」

 

結果

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模型1

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模型2

1/30の模型になりました。。

 

発注者との打ち合わせで模型を作る作業が増えたことは覚悟できていましたが、現場監督との打ち合わせで1/50では分からないと言われるとは。。

 

勢いで「じゃあ、1/30でつくります!」なんて言ったが為に分割しないと運べないサイズになってしまった。。。

 

打ち合わせ終わったらどこに仕舞えばいいんだろう。。。

 

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