ケンチク

牛久大仏に見守られながら一級建築士やってます。

こんな時に

世の中が大変な事になっています。

 

はっきり言って、事務所に在籍して給料もらった方が良かったかなという思いもありました。

しかし、独立を宣言したのは1年くらい前の事。

ここでブレたら何となく固めた決意が弱くなる気がして、事務所を退社しました。

 

こんな世の中だからできる事も必ずあるし、こんな世の中でもいいものをつくるという意思は変わる事はない。

 

外に出る機会が減るという事は、普段の生活を見つめ直す機会が増えるという事。

外に出る機会が減るという事は、コミュニケーションの大切さを自覚するという事。

外に出る機会が減るという事は、必要な物の選別をするという事。

 

いつもやらない事なので、ストレスが溜まっていくとは思います。

それでも、建築という場をつくる時には必ず行う作業になります。

 

この状況は全ての場にとって、在り方を見直す機会になっている気がします。

生活の在り方、コミュニケーションのとり方、必要なもの、不要なもの、今いる場から見える景色。

 

例えば今いる場から見える景色が大切な景色で、いつまでも見ていられるとか、安らげるとか。

仕事をしていても、家で過ごしても落ち着けたり、心が少し優しくなるような、そんな場をつくる事が出来たらいいなと思います。

 

それは、設計者だけではつくることが出来ない、人の内面を表現したような場で、「使う人」、「つくる人」、「考える人」それぞれが真剣に考えて、同じ目標を持ってつくっていかなければ出来ません。

 

そんな建築をつくっていきたい。

そんな建築にする為に考えて、表現していきたいと思っています。

 

もし、共感していただける人がいれば、一緒に時間を掛けて素敵な建築という場をつくっていきましょう。

 

コメントをいただければ、担当した設計事例を見れるようなサイトのURLをご連絡させていただきます。

 

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