ケンチク

牛久大仏に見守られながら一級建築士やってます。

板金打合せ

以前の記事で紹介した、小さな建築が上棟しました。

子供の施設ということもあり、出来る限り軒高を抑え、出来る限り小さな子供寄り添える様な建築としています。

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軸組

組み上がったボリュームを見る限り、とても良い感じで、この時点でよく出来たと思ってしまいます。

 

そんな中、上棟後早い段階で始まる板金工事の打ち合わせを行いました。

今回の建築は屋根、外壁共にガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺です。

ここまで軒高を抑え、コンパクトにしていると板金の納まりが建物のクオリティに直結します。

板金屋さんの腕次第で、建物の良し悪しが決まってしまうと言っても過言ではありません。

 

そんな重要な役割を担う板金屋さんは、とても若い方でした。

打ち合わせでは、屋根と外壁の縦ハゼを連続させたい事、キャップなどを使わずに納めて欲しい事を伝えると、難しいやできないなどとは一言も言わずに「分かりました。」とだけ返事をいただきました。

これは、上手な板金屋さんだと、直感的に感じた為、仕上がりを楽しみにしていますとだけ伝え、打ち合わせを終えました。

 

あの、最後の微笑は自信満々の表情だったな。。。

きっと、とても綺麗に納めてくれると思ったので、場合によっては送ろうと思っていた、事例の写真も送らずに、任せることにしました。

多分、以前やった納まりよりも良くなる気がしたので。

 

今から、板金工事が楽しみで仕方がありません!

綺麗にできたら、また報告します!

 

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