カウンター
以前の記事で紹介した、製作のカウンターが据付けられました。
想像以上の仕上がりです。
図面で見ていた時よりも良いものが出来ました。
今回は中々一緒に仕事をすることが出来ない家具屋さんとの仕事でした。
仕上がりの精度、仕事の状況など全てが高いレベルで、何よりも良いものを作りたいという思いが伝わってくるような人たちです。
恐らく、使う人たちは綺麗なカウンターというだけで、他には何も感じないと思います。
逆に感じないくらい仕上がりの精度が良いと思います。
細かな部分でも、おかしいなと感じる部分は気づきますが、良いものは逆に何も違和感を感じないものだと思います。
この違和感を消してく作業がとてもとてもとても大変です。。
「何故こうなっているの?」と感じることがないって恐ろしく手間がかかります。
使う場所によって、材料を使い分けていく時に異なる材料がぶつかる時があります。
そんな時に簡単なのは蓋をするように隠してしまうこと。
これは違う材料を組み合わせる為に必要なんだと説明すれば、なるほどと思うかもしれません。
しかし、「何故こうなっているの?」と感じないということは、そんな「隠すものが何も無い」ということ。
隠すものがなくても、「きれいに仕上がってしまう」という事です。
作るだけならまだしも、これから使い続けていっても荒が出ないように作る訳ですから、見えない部分で相当な工夫がされています。
しかも、mm単位の精度を求めて。
こんな仕事を見ていると、関われて良かったと思います。
これから先、関われて良かったと思える仕事で全部埋め尽くせるように、努力せねば。。。
今受けている仕事が監理ばかりで、設計したい欲が溢れてしまったので、実際に販売されている土地に想定で住宅の計画をしてみました。
(どんなプランかは、興味がある方がいれば簡単な間取り図程度はアップします。)
やっぱ、建築って楽しい!
take